NEX-5触ってきました

http://www.sony.jp/ichigan-e/pre_include/images/NEX-5_intro.jpg


SONYのミラーレス一眼のNEX-5/NEX-3が発表されたので、銀座のソニービル8FのOPUSで開催された特別体験会に参加してきました。


小澤忠恭 さん と その江 さんのトークショーでは、壁一面のスクリーンにお二人の撮影された写真や動画を見ながら、お話を伺いました。

2秒程度の写真や動画を音楽に載せた映像を拝見したのですが、どちらもカッコよくて、自分も作りたくなってしまいました。(小澤氏が2本、その江氏が1本)


トークショーメモ
・2つのメリットを楽しむこと。
  - CMOS(イメージセンサ)が大きい
  - AF/オート露出/オート感度調整 が優秀

・PVのような映像作品づくりが楽しい
  - 片手で持てるので、軽快に様々なアングルでとることができる
  - 撮影者が動いていないと、面白い写真にはならないので、
   動くことは大事だとおっしゃってました。

オートフォーカスは、動画と写真でアルゴリズムが違う
  - 写真のように、[ピッ ピッ]とフォーカスが移ってしまっては、
   気持ち悪い動画になってしまうので、ゆっくりとフォーカスが
   移るようになっているそうです。

・明暗差のあるシチュエーションでもHDRがフォロー
  - 海の輝く水面と少女の顔を写した写真がありました。
  - 水面につられて顔が暗くなったりせず、顔につられて水面が暗くなったりせず。

あと、車のダッシュボードに置いたNEXで撮影をしながら、砂利道を走るシーンがあったのですが、全く画面が揺れず、まるで映画のようでした。


トークショー後も、おふたりは会場に残っていただいたので、小澤先生に個人的に少しお話をうかがえました。

・手ぶれ補正が優秀 / しかも、動画と写真でアルゴリズムが違う
  - トークショウ後、小澤先生が、カメラを置いた机を揺らして見せてくださったのですが、
    写真モード → 少し揺れる
    動画モード → 全く揺れない
   という感じでした。「さすがハンディーカムを作ってきた会社」と、
   先生はおっしゃっていました。

・シルバのレンズだが、ちゃんと光が反射しないように工夫がされている
  - 「細かいけどスタジオ撮影では大事な事」だそうです

・αのレンズも試した
  - 今はAFも使えないのでちょっと・・けど、αのレンズは絶対無駄にならない
   と、強くおっしゃってました。
  - どういう意味かは謎ですが、これは、期待していいのでしょうか!?
  


APS-Cサイズのセンサと対応レンズにより、コンパクトカメラと比べて、ボケなどを生かした撮影ができるようになりました。
さらに、上記のようなオート機能やHDRなどにより、カメラの原理や作法を知らない人でも、印象的な写真が取れるカメラになったのではないかと思いました。

また、一方で、一眼レフを持っているユーザに対しても、コンパクトカメラの画質に満足できない、あるいは、動画など新たな楽しみ方をしたいという面でも、興味が持てる内容になっていたと思います。